2025年3月卒業生が本戦にて特別賞(ネットワーク部門)を受賞しました。
おめでとうございます!
写真左から、小林君、千葉君、新田君
本戦 2025年3月15日(土),16日(日)
ICTトラブルシューティングコンテスト2024は、
ICT(情報通信技術)の分野で問題を発見し、解決する能力を競う大会です。
この大会に、電子工学科の5年生学生4名が出場し、本戦進出を果たしました。
本選の日程が卒業式と重なっているため、卒業式には参加できませんが、
東京高専学生として最後の時期まで積極的に活動する姿を応援しています。
本戦 2025年3月15日(土),16日(日)
小林 航己(電子工学科 5年)
千葉 海騎(電子工学科 5年)
新田 康輔(電子工学科 5年)
藤井 寛(電子工学科 5年)
この度、専攻科電気電子工学専攻2年生荒井俊亮君(第1著者)を含む研究チームが 、IEEE主催の国際会議「GCCE2024(IEEE 13th Global Conference on Consumer Electronics)」にて発表した研究論文が、Excellent Poster Award (Gold Prize)を受賞しました。
チームにはフィンランドからの留学生1名と本学の本科学生2名、そして教員2名が共著者として参加しています(Shunsuke Arai, Satta Jukka, Yuma Kawachi, Kousuke Nitta, Shinichiro Mito, Hyunho Kang )。受賞論文のタイトルは「Experimental Evaluation of Physical Unclonable Function Extracted from Contact Bounce of Mechanical Relay」で、物理的クローン不可関数 (Physical Unclonable Function、以下PUF)に関する先進的な研究です。
PUFの研究は、個人ごとに異なる特性を活かしたバイオメトリクス認証と同様に、物理的特性が模造不可能である点に着目し、暗号・認証機能(偽造防止や製品の真正性確認)を目的として発展してきました。本研究では、専用のトークンとして設計されていないアナログ部品からも固有の識別信号を抽出できることを示し、トークン製造コストを大幅に削減する可能性を提案しています。この研究アプローチは学術的に非常に高い評価を得ており、今回の試作ではメカニカルリレーから高い安定性を持つ固有識別コードを生成することに成功しました。
特筆すべきは、フィンランドからの留学生が電子工学科・姜研究室にて約半年間留学し、専攻科の学生とともに本研究を進めたことです。さらに、研究室メンバー全員が実験や議論に積極的に参加し、タイにいる第1著者学生の卒業研究の指導教員である水戸准教授からもリモートでの助言を受けるなど、国際的な連携が成果の礎となりました。
今回の国際会議におけるExcellent Poster Award受賞を通じて、この研究は国際的にも高く評価され、今後、さまざまなアナログ部品への応用が期待されることとなりました。
2022年度卒業生の鴨下陽一君くんですが、卒業直前に電気学会全国大会で発表した内容が優秀論文発表賞を受賞しました。
受賞論文は「UWBを用いて測定した三次元屋内環境のリアルタイム可視化の検討」(論文番号 3-087)です。
優秀論文発表受賞者 2023年
昨年度は招待者限定でしたが、今年度は制限なしで、「くぬぎだ祭」を開催します。
詳しくは本校Webサイトをご確認下さい。
電子工学科では、例年のはんだ付け教室に加え、学生の作品展示などを行います。
見どころいっぱいの電子工学科に、ぜひ足をお運び下さい。
昨年度は学内限定でしたが、今年度は招待者限定で、くぬぎだ祭を開催します。
詳しくは本校Webサイトをご確認下さい。
電子工学科では、例年のはんだ付け教室に加え、学生の作品展示などを行います。
見どころいっぱいの電子工学科に、ぜひ足をお運び下さい。
今年度は学内限定で,くぬぎだ祭を開催いたしました.
電子工学科では3年生の作品展示と,はんだ付け教室を実施しました.
準備と,当日の様子を写真でご紹介いたします.
学内者限定ですが,くぬぎだ祭の開催が今週末(11/13~14)に迫ってきました.
3棟4階の電子工学実験室(3403)では,3年生の実験で制作した電子ゲームやデバイスの展示を行います.
手にとって使ってみてください.
同フロアの電子工学科特別教室(3411)では,はんだ付け教室(有料)を行います.
今年は7色に光るはざまるストラップです.
発表当時は専攻科電気電子工学専攻1年生だった曽我諒太君(現2年生)が、IEEEの国際会議であるGCCE2020(IEEE 9th Global Conference on Consumer Electronics)で論文を発表し、Excellent Poster Award (Gold Prize)を受賞いたしました。
受賞論文は「Physical Unclonable Function Using Carbon Resistor」です。
物理的クローン不可関数 (Physical Unclonable Function、以下PUF)の研究は、個々人で異なる人間の指紋を利用するバイオメトリクス認証と同様に、個々の物理的特性は模造や複製ができないので、指紋のように利用して暗号・認証機能(偽造防止のために製品を明確に特定する用途)を実現しようという目的として発展してきました。
本研究では、固有のトークン製造が目的ではなかったアナログ部品(抵抗、コンデンサなど)から固有の信号を取り出すことで、固有のトークン製造コストを極端に低くすることが可能であり、このような研究アプローチは学術的に非常に価値があると考えます。
今回の論文では、カーボン抵抗から固有識別コードの生成がうまくでき、非常に安定性が良い、PUFの試作ができました。
IEEEの国際会議でExcellent Poster Awardを受賞し、国際的に高く評価される成果を挙げたことで今後も様々なアナログ部品への応用が期待されます。
卒業式を実施いたしました.
今年は保護者の方にもご参加頂くことができ,厳かな雰囲気の中で門出を祝うことができました.
東京高専 電子工学科で学んだ様々なことが,卒業生の未来を照らしてくれることを祈っています.